介護領域における植物療法の有用性
【1施設にひとりのセラピストを】
介護領域におけるケアの目標は
「疾病を治療する」ことから「いかに生活機能の維持・向上ができるか?」
に変わってきていると思います。
高齢者が抱える健康上の問題として考えられるのは細胞の老化です。
私たちは年をとるにつれて、脳卒中、心臓病、がんなどの病気を発症しやすくなる傾向にありますが、
これらの原因のひとつに「細胞の老化」があげられます。
私たちの身体は細胞にあるミトコンドリア内で酸素を使いエネルギーをつくりだします。
そのときに活性酸素は発生します。
(もちろんですが、それ以外紫外線や農薬、添加物、薬などでも増えます・・・)
活性酸素は強力で体内に入ってきた病原微生物などをやっつけてくれるため身体を守るのに役立ちますが、
必要以上に増えると逆に活性酸素が細胞や遺伝子を傷つけてしまい
細胞へのダメージが増え、細胞の数が減ったり機能の低下がおこります。
そのため私たちの身体には活性酸素から体を守るため
活性酸素の発生を抑えたり、活性酸素の力を弱めたり、活性酸素によって傷ついた部分を修復して再生させる
「ラジカルスカベンジャー」という酵素を持っています。
しかし、だんだんと年齢を重ねるごとにこの活性酸素を除去する酵素の量が減少するため
活性酸素の除去が遅くなり、活性酸素が増え細胞が老化し、炎症をおこしたり病気が発症しやすくなります。
そこで最近注目されつつあるのがハーブやアロマを活用した植物療法です。
植物はもともと自身を守るために、
抗酸化、抗菌などのフィトケミカル(植物化学)成分を作り出しています。
この植物化学成分を活用するのが植物療法です。
例えば「ホーソン」というハーブには、
抗酸化作用がある「オリゴメリックプロアントシアニジン」という植物化学成分がはいっています。
この抗酸化作用が強いハーブは世界各地の伝統医学で『心臓を守るハーブ』と言われ高血圧や動機などに活用されてきました。
また、とても作用が穏やかで高齢者の方でも安心して長期にわたり使用可能です。
ハーブティーは普段の飲み物を少し変えるだけでいいので
手間もかからず簡単に取り入れられる植物療法だと思います。
しかし、植物成分は薬の原点です。
医薬品と一緒に摂ってはいけないものや、活用の注意点もたくさんあります。
植物療法を取り入れるにあたって一番重要なことは「安全であること」
高齢者は薬を飲んでいる方が多いと思います。
きちんとした知識をもち安全に活用していきましょう。
山口県下関にあるメディカルハーブ、アロマセラピースクール、オリーブホリスティックアカデミーでは人材開発支援助成金を活用して1施設に1人のアロマセラピストを育成するプロジェクトをはじめました。どのように高齢者に対してハーブやアロマが有用なのか薬等との併用についての注意について勉強していきましょう。
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